アリア女王様と下僕たち・2
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初めてのワンコ
ワタクシが初めて犬を飼ったのは小6の時でした。

当時はインターネットどころか里親募集のチラシを目にすることもなく
近所で生まれた子犬を貰ってくるというパターンが多かったです。
生体販売は街中のデパート位しか知りませんでした。

近所で希望の柄の黒い子犬が生まれていましたが
予約が入っていて断念。
月に2回「飼えなくなった犬猫の引き取り」の日があって
祖母に見に行ってもらいましたが
「老犬1匹だけだった」
と言っておりました。
今思うと 当時から老犬を処分に出す人がいたのですね・・・。

父と動管センターに行ったこともありました。
市内のサービスセンターには譲渡会のお知らせや
申し込みのハガキなども設置されておりますが
当時は合併前の郡部でしたし 小学生だったワタクシが役所に行く用事などもなく
動物病院がどこにあるのかさえ知りませんでした。

何も分からないまま地図を頼りに動管センターへ出かけました。
サラリーマンの父が休みの日だったので 当然センターは休み。
しばらくウロウロして・・・不用犬ポストという小さな扉を見つけました。

そして 扉を開けました。

一斉にこちらに向かって吠える犬達。
中は明かりも無く真っ暗でした。
扉から差し込む光でやっと中が見える程度です。
少し奥には 目が白く濁ったパグ似の黒い子犬。
白い和犬が扉のところに前脚の先をかけて 今にも飛び出そうでした。
その子の勢いに驚いて 急いで扉を閉めてしまいましたが
今になると どうしてその白い犬を引っ張り出さなかったのか・・・。
あの時の犬達は もちろん今は生きておりません。
おそらく翌日の月曜日には処分されたと思います。
もう28年も前の話です。
現在のセンターには そのポストはありません。


その後 予約が入っていた黒い子犬がキャンセルとなったそうで
我が家にやってきました。

P1030078_convert_20100112213346.jpg
学生時代 ずっと定期入れに入れていた写真です。

フィラリアという病気は知っていたけれど
どうやって予防したらいいのか・・・
今でこそ あちこちに動物病院はあるけれど
自転車で行動できる範囲には無く
街中に出るためのバスの沿線にも無く
ワタクシが高校生になり 獣医の娘さんと偶然同じ部活に入るまで
彼は蚊取り線香と蚊除けの黄色いランプのみに守られていました。

その4年間に彼の体は着実にフィラリアに蝕まれていました。
9歳になる頃から 咳と少量の吐血をするようになり・・・
1990年9月15日
名古屋まで演奏会を聴きに行っていたワタクシが遅い帰宅をし
「ただいま」を言いに行くと 静まりかえっていました。
地面が濡れていたので 雨が降ったのかな!?などとアホな発想をし
鎖を辿っていくと 犬小屋の中で丸くなって事切れていました。
地面が濡れていたのは すべて彼が吐いた血液でした。

散歩の始めは多少引っ張ったけれど
客が来ても吠えることもなく 散歩中に他の犬に唸られても無関心で
人懐こくて親戚から近所の親子にまで大人気でした。
6歳くらいにコマンドを教えてみたら 色々覚えてくれました。
出会いから別れまで 色んなことをワタクシに教えてくれたカール。
親戚が集まると「いい犬だったよね~」と未だに話題に上ります。

また、彼が亡くなった数日後に実家の近所を竜巻が通りました。
竜巻とも知らず突然の怪しい音に「カール!おいで!」
ガレージに置いてあった形見の首輪を取りに行きました。
電信柱が折れたり 作業小屋のトタン屋根が丸ごと剥がされて飛んだり
南隣の家の瓦が飛んで窓ガラスを突き破り室内にまで入るほど
そりゃもう近所一帯大騒ぎの竜巻でしたが
実家の南隣の家まで来て 急に東隣に大きく逸れたのは
カールが守ってくれたのだと思っております。
 
コメント
カール君に 合掌
勇敢で利発そうな顔立ち、真っ直ぐ伸びて長い両前足は彼の意志力を表しているのかな カール君アジママの心の中で彼女を護り続けるんだよ
[2010/01/12 23:33] URL | ポリ #- [ 編集 ]

No title
心温められました・・・。
初めてのワンコの想い出は、誰しも大きいもの(普通の人はですが・・・)
私にもここぞと言う時夢に出てきて、お告げをくれる初ワンコが心の中におりまする。

カール君、竜巻からアジママ家を守ってくれたように、今でもワンニャンの為に力を尽くされているアジママさんを、守ってくれていることでしょう・・・。

今夜、私もあの子に会いたくなりました。
出てきてくれるかな~・・・。
[2010/01/13 00:30] URL | InaChaki #RuBj8cxQ [ 編集 ]

偶然な・・
私が初めて飼った子犬も近所から貰ってきた子でしたよ
彼女は恋をして、小さな子犬を産みました
その子につけた名前がカールでした
でも、残念な事に育つことが出来ず、小さな命は
あっと言う間に虹の橋を渡ってしまいました
私はアジママさんのように小学生でしたから、何もしてあげることが出来ませんでした
今の知識と余裕があれば、あの子を亡くすことは
なかったと思います・・・
昔は犬や猫を飼うのも大雑派でしたね
でも生体販売で買うなんて、お金持ちの一部の人たちしか出来ない時代でしたから、ある意味良かったのかな~
昔飼った子の思い出って本当に消えないですよね
あれから、動管センターからチビを譲り受けるまでず~っと我が家では犬を飼いませんでした
[2010/01/13 09:40] URL | チュウとチビのママ #- [ 編集 ]


私も思い出すな…
うちは両親も 動物が好きで私が 物心ついた時から すでに いつも犬、猫、兎、鳥がいたっけ…数えてみたら今の犬たちで11代名…
学校の帰りに拾ってきた犬や猫、 迷子でガリガリボロボロになって ウロウロしてた犬達でした誕生日なんて全然分からなかったです。
今いる 外犬ミックス犬は その迷子のマゴ犬です。今みたいに 避妊なんてしないから 生まれて近所で貰ってもらって。。その兄弟も 今や15歳で 2匹だけとなりました…。(うちのすぐ近所に兄弟がいるんですよ)
今の 飼い方からすると、随分 大ざっぱな 申し訳ない飼い方でしたねでも、最後の最後まで キチンと看取ることが出来たのは 両親が当たり前のごとくしてくれたから~。幼い私達姉妹が 拾ってきても 決して捨ててきなさい。とか、家では 飼えないからダメ。とか 言わない両親でした。
知らず知らずに 親から 動物を飼うことの責任 とか自分より弱いものへのいたわりの気持ちや、優しい気持ちを教えてもらってましたね…

今の時代の子供たちにも私たち大人が しっかり伝えて行かないといけない ことなんですね。

[2010/01/13 11:59] URL | ぽこりん #- [ 編集 ]

思い出と共に・・・
アジママさまの心に永遠に生き続ける愛犬カールさんのお話、
悲しくて切ないのですが、心が温まりました・・。
どうかアジママ様と共に、多くの犬猫たちを助ける力となってくださいませ。
ボランティアを続ける心のエネルギーの源となって、輝き続けてくださいませ。
[2010/01/13 12:19] URL | ひーちゃん #- [ 編集 ]

>ポリさん
ありがとうございます。
強くて優しくて利口で・・・本当に素敵な犬でした。
久しぶりに写真を出してきて、何度も名前を呼びました。
コマンドのハンドサインを未だに覚えている自分がいて・・・
ずっと傍にカールがいてくれてるような気がします。
[2010/01/13 23:26] URL | アジママ #wEA2bRJc [ 編集 ]

> InaChakiさん
リキちゃんは夢に出てきてくれましたでしょうか?
リキちゃんの励ましの件、泣きながら読ませていただきました。
動物の心って、どうしてこんなに純粋なのでしょうね。

私が飼ったe-134e-251v-521達は、だ~れも夢に出てきてくれたことがありません・・・。
[2010/01/13 23:31] URL | アジママ #wEA2bRJc [ 編集 ]

>チビのママさん
奇遇ですね~v-405
ちなみに、カールを飼い始めるまでよく散歩させてもらった親戚宅の犬が柴犬のチコですv-238

昔は情報量も少なかったですし、なんといっても子供の力だけではどうにもならないこともありました。
飼い方も確かに大雑把でしたね。猫達は皆外に出してましたし・・・。

子供が欲しがるからって親が出すお金の大きさが、昔と今とでは随分違うと思います。
子供向けの玩具自体、すごく高いのもありますしね。
生体販売の場所が増え、子供が欲しがったから買い与えるパターンが出来てしまったのは、非常に残念なことです。

カールが亡くなった翌年にやってきたのが、ヨーキーのジミーです。
そのジミーも亡くなり、両親も高齢なので現在実家に犬も猫もおりません。
[2010/01/13 23:41] URL | アジママ #wEA2bRJc [ 編集 ]

>ぽこりんさん
私の親は逆で「元の場所に・・・」でした。
今では犯罪になりますね。
一昨年、祖母の一周忌法要の食事の時に父が
「久しぶりに皆が集まったので自己紹介を~」と言い出したので、「例えば子供が子猫を拾ってきた時、元の場所に戻させたり何処かに置いてきたりするのは犯罪ですカラ~!」ってスピーチさせていただきました(爆)

避妊手術の存在自体知らなくて、近所で生まれた子犬でもやはり雌は残ってましたね・・・。
そこのオバサンが「保健所に連れていかないと」って言っていて、「保健所に連れて行く=死」だとうっすら感じた覚えがあります。
近所の犬達も皆10年いたかいないか・・・きっとフィラリアで亡くなってしまったのでしょう。
偶然獣医の娘さんと知り合い、そういう手術があることを知ることが出来て、クラスメートから雌の子猫をもらいました。
でも、カールはすでに手遅れでした。
保護犬のフィラリア検査で強陽性と聞くと、カールの最期を思い出します。
これだけ情報が溢れていて病院だってあちこちにあるのに、どうして予防してくれないのかと本当に悔しいです。
[2010/01/13 23:51] URL | アジママ #wEA2bRJc [ 編集 ]

>ひーちゃんさん
不用犬ポストが、現在では全国で撤廃を求められているモノだったこと、月2回の引き取りは定点回収・・・
幼い頃の記憶が、ボラに足を突っ込んだ今となっては、とんでもないモノだったのだと思い知らされました。
そして、フィラリアの怖さも。
親が私より熱心になってくれたら、会社の人たちに動物病院を訊いてくれたら・・・フィラリア予防も出来たかもしれない・・・やはり子供の力には限度がありますね。
これだけ情報が溢れている今、親御さん達はお子さん達にどうやって伝えていくのでしょう。

久しぶりにカールの写真を見て、一緒に暮らしていた頃を思い出しました。
私が辛かった時、思春期で複雑だった時、いつも傍にいてくれました。
一緒に滑り台の階段を登り、夜空を見ていたことを思い出します。
[2010/01/14 00:06] URL | アジママ #wEA2bRJc [ 編集 ]

わが家は・・・
迷い犬がいました。ラッシーって呼んでいた気がします。幼稚園か小学校の低学年のころだったはずです。
両親が保護して、飼い主が現れるまで預かっていたのですが、結局見つかったときは数年経っていて、いらないと言われ、母の実家で最期を迎えたと思います。

そのあと、小6のときから秋田犬を9年間飼っていました
まると言います
今にして思えば、やっぱりフィラリアで亡くなったんだと・・・
知識のなさや近くに獣医さんが少なくて
悔やまれることばかりです

今なら、もっと長生きできたんでしょうね~
そして、動物と暮らすという認識が今と格段に違っている時代でした

[2010/01/14 02:12] URL | そらまめ #- [ 編集 ]

我が家にも・・・
私も小さい頃から犬や猫、鳥にうさぎ・・・に囲まれておりました。
その時は理解できなかったけど、
我が家の子もフィラリアだったのかもしれません。
知識のなさが、犬たちを苦しめたんでしょうね!
今だったら、救ってあげられるのに・・・・。

アジママのブログを読んでみると、少しは日本も動物愛護が進歩したのかしら?
今ではフィラリア予防は当たり前?になってきているもん。
知識を持つって事は大事だね!
もう少し。もう少し、進歩してくれるといいんだけどね!
[2010/01/14 11:17] URL | よもたん #pE./GYfc [ 編集 ]

>そらまめさん
「いらない」って・・・v-12

今は知識は一般的にも広まってる部分もあるし、獣医さんも増えたけれど、昔はファッション感覚やブランド感覚で飼う人はいなかったように思います。
名犬ラッシーの時にはコリーが流行り、番犬としてスピッツが流行った時はあったけれど、今ほど流行の移りは酷くはなかった。
生体販売の店が格段に増え、その犬種の気質なども知らないまま「可愛いから」「流行ってるから」「子供が欲しがってるから」と安易に買っていく人たちがいる状況は、動物と暮らすという認識が低下してるように思います。
そういう点では、昔の犬の方が幸せだったかな・・・。
[2010/01/14 14:16] URL | アジママ #wEA2bRJc [ 編集 ]

>よもたんさん
捨てられる犬猫が増えたから動物愛護も進歩したのかもしれませんねv-39
流行の犬種が売られているということは、その陰で山ほどの親犬達が地獄のような目に遭っているということ。
そして、繁殖適齢期を過ぎた犬が処分に出されたりすること・・・。

病気対策と猫の完全室内飼いは現在の方がいいけれど、その他は昔の方が良かったと思っています。
フィラリアの予防は、正確には駆虫なんだよね。
毎月、蚊に刺されて感染した後、駆虫するの。
うちの隣家では「お金が無いから9月で止めちゃった~!」なんてヘラヘラ言ってて、だったらトリミング代の安い犬種にするとか、生活を見直すとかしろよ!とムカついた覚えがe-262

動物病院もこれだけたくさんあって、病院代も出せる今・・・タイムマシーンがあったらあの頃に戻ってカールを連れて来たいです。
[2010/01/14 14:31] URL | アジママ #wEA2bRJc [ 編集 ]


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